「怒り」と「許し」

夫婦再生サポーター･笑顔捜索隊長

のんです。

今日は、「怒り」と「許し」について。

夫が不倫爆弾を投下した時、最初の怒りの矛先は夫でした。

猛烈に腹が立った。

間もなく、その矛先は相手女に向けられた。

敵は２人･･･ 私が愛している夫と、夫が愛した女。

その頃の私、「悪魔の呪い」があるならば、真剣に唱えたかった！

私を苦しめる二人が消えてくれればいいと本気で思っていました。

悪魔養成学校があったら絶対入校してた(笑)

誰かを憎めば、誰かから憎まれる　

誰かを疑えば、誰かから疑われる　

誰かを蔑めば、誰かから蔑まれる　

誰かを想えば、誰かから想われる　

誰かを愛せば、誰かから愛される 

これ、知っていますか？

これ、本当だよ！！

感情のブーメラン効果。

出したものしか返ってこないの。 

私の怒りの矛先は、夫と、あの女に向けていたはずなのに、

実は私自身に向けられていました。

夫と、あの女を憎んでいたはずなのに、

同時に私は、私自身を憎んでいたの。

夫と、あの女を苦しめたかった。

そう思うと同時に、私は私を苦しめたかった。

私は悪くない！不倫した夫が悪い！

あの女が悪い！私は悪くない！！！ 

そう、自分自身に必死に言い聞かせながら、

私はこの現実に苦しむ私を責めていた。

この現実を引き寄せた私を責めていたの。

だからね、怒りの本当の矛先は、私自身に向けられていたのです。

誰かを憎み続ける私の心は徐々に疲弊していきました。

私自身に憎まれ続ける私が疲弊するのも、当然のことなのかもしれません。

もうね、全てを見失っていました。

疲弊して、地の底を這いつくばって、生きる気力を失ったように感じたけど、

それでも生きたいと思ったのでしょうね。

もう、いい！！

夫も、あの女も、どうでもいい！！

一旦、横に置いといて、私は私に「ごめんね」を言うと決めた。

疲れ果てた先の結末はコレでした。

私は、私を許したの。

許すと決めたの。

不倫した夫と相手女を許すんじゃなくて、

「私が一番許せなかった私自身」を許すと決めたのです。 

許さなければ前に進めないことを知ったから。 

こんな現実を引き寄せたのが私だとしても、私は懸命に生きてきた。

不甲斐ないかもしれないけど、その時々で懸命に愛してきたの･･･。

それで良かったのだと･･･

もう、私を責めいない・・。

私は私を許すと決めたの。 

それはね、「いままでの自分」を手放して、

「新しい自分」と出逢う･･･そんな感じでした。

あなたの怒りの矛先は、実はあなた自身に向いています。

だからね、苦しいんだよ。

だからね、悲しいんだよ。

両手を上げて降参して、あなたを許して。

そうすれば、前に進めるよ。

もう、これ以上、あなたを責めないであげて。

あなたはもう、十分に傷付いているから。

もう、いいんだよ。いっぱい泣いていいよ。

涙は浄化！思いっきり泣いたらいいよ。

一人じゃないよ。

許すって、手放す事。

そこに執着するのをやめて、自由になること。 

それは、自分自身を救う事。 

不倫なんかシデカシタ夫を持つ私も、

子どものいない私も、

両親と良好な関係が築けない私も、

全て許せた時・・・

マルっと全部、受け入れられた時、

私はもっと自由になった。

許すって、結局は、 自分自身の為なんだよね。

心が引き裂かれるような裏切り、

忘れられない暴言、

ヒドイ仕打ち、

どれもこれもあなたの記憶に刻まれて、

あなたを過去に縛り付けているの。

それによって、

怒りや恨み、悲しみや絶望が、あなたの心の中を占拠する。  

それらは「許せない」という感情に変化し、あなたの心を傷付けるの。 

許せない誰かを攻撃しているあなたは、

同じだけ、あなた自身を攻撃している。

許せない誰かを攻撃できないあなたは、

その分まで、あなた自身を攻撃しているの。

気付いていますか？ あなたを苦しめているのは、あなた自身です。

変えられない過去を許し、手放し、

変える事の出来る今、そして今に続く未来に目を向けて、

「今」を、生きませんか？ 

私達が生きているのは、 「イマ・ココ」にある現実です。 

許せない誰かは、許せないあなた自身なのです。

許せない自分自身を、両手いっぱいで抱きしめて許すと言って。

そして、過去の執着を手放すと言って。

声に出して、言ってみてください。

あなたが自由に羽ばたくための、ちょっとした儀式です。 

そんなあなたを、応援します。

無限の可能性を信じて･･･

愛と感謝を込めて　ありがとう